愛知県豊橋市で、15日、狂犬病を発症した外国人籍の男性が死亡しました。
男性は今年2月ごろにフィリピンで足首を犬にかまれ、来日後に足首や腰の痛み、水を怖がるなどの症状を訴えていたそうです。
狂犬病ってどんな病気?
狂犬病は、狂犬病ウイルスを病原体とするウイルス性の人獣共通感染症の一つです。
この病気の特徴は下記のようなものです。
- 病原体は狂犬病ウイルス
- 動物から人に感染する人獣感染症の一つ
- 発症すると致死率ほぼ100%
- 最も致死率が高い病気としてエイズと共にギネス記録に記録されている
- 発症後の治療法はなし
- ワクチンで予防が可能
- 人から人には感染しない
- 犬だけでなく馬や牛などからも感染する
- 噛まれた場所が脳に近いほど潜伏期間が短い
- 潜伏期間は顔だと2週間、足だと数カ月~2年とも
- 症状
・傷靴のかゆみやチカチカ等の違和感
・熱感
・不安感
・液体の嚥下で痛みを感じ液体を怖がる恐水症
・空気の流れに過敏に反応する恐風症
・興奮・マヒ・錯乱などの神経症状 - 脳神経や全身筋肉の麻痺を起し昏睡状態から呼吸障害を起こし死亡する
- 他の神経疾患との鑑別に苦慮するなど診断が困難な場合も
このように、発症したら手がつけられない病気ですが、発症前にワクチンを接種すれば予防が可能でもあります。
Twitterの反応は?
【国内で狂犬病発症の男性 死亡】https://t.co/7wjSWcic1C
愛知県豊橋市は15日、フィリピンから来日後に狂犬病を発症し、同市内の病院に入院していた外国籍の30代男性が13日に死亡したと発表した。昨年9月ごろにフィリピンで犬にかまれ、感染したとみられていた。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) June 15, 2020
愛知県豊橋市は15日、フィリピンからの入国後に狂犬病を発症し、治療中だった外国籍の30代男性が13日に死亡したと発表https://t.co/Q1iYNdZ36A
基本的に致死率100%とされている感染症、やはり助からなかったですか・・・
— EARLの医学ツイート (@EARL_Med_Tw) June 15, 2020
狂犬病はほんとうにこわいね。飼い犬にワクチン接種しない飼い主なんていないと信じたい。
— giraffe (@giraffe0814) June 15, 2020
あぁ…異国の地で心細かっただろうね。気の毒に。
狂犬病発症の男性死亡 | 2020/6/15 – 共同通信 https://t.co/ccsernmipp
— giraffe (@giraffe0814) June 15, 2020
ぼくが小さかった昭和の時代の田舎では、「あの犬はよだれを垂らして狂犬病かもしれない」って言われてる犬がいたなぁ。真偽は不明だけどちょっとやばそうな感じではあった。
— 石井啓嗣☕️塾長 (@pekepon1980) June 15, 2020
お亡くなりになるまでの時間が結構有るから、これはこれで地獄だな。>狂犬病発症の男性死亡 フィリピンで感染、愛知 | 共同通信 https://t.co/jekJ0iEcsG
— はっぴ~まん (@happymanjp) June 15, 2020
致死率100かぁ…
世界でも狂犬病から助かった例はあるけど、水が怖いとか言われる
狂犬病の人見たけど狂気でした😖
疑いのある犬から噛まれたら血清は一生に一回しか打てないらしい(医師談)
辛いからワンちゃん置くね pic.twitter.com/ew4kRxBdip— 虹うさぎさん🌈🐰🍀 (@usakoko_momo) June 15, 2020
致死率『ほぼ』100%の狂犬病
海外に行くならワクチン接種はしていった方が安全だろうな……
あと、ペットへの狂犬病のワクチン接種……
日本は狂犬病に関してめっちゃ低いのすごいと思うんだよな……— 柏木 (@kashiwagi_main) June 15, 2020
昨日の東京のコロナ感染者数47人よりも、国内で狂犬病発症の人が死亡のニュースの方が怖え。本国(フィリピン)で咬まれたらしいけど、それが去年の9月で、発症が今年の5月て。発症したら助からないというだけじゃなく、そんな長いこと潜伏するんか…(日本国内では撲滅されています)
— きなこダイバー@ステイ? (@ironleager) June 15, 2020
幼少期野良犬に噛まれて即病院で注射や検査された記憶がある
狂犬病の怖さってあんまり認知されてなかったんやね
>rt— もぃもぃ (@y_05081205) June 15, 2020
【狂犬病】
◇国内で
人感染は1956年が最後
動物では1957年の発生(猫)が最後
→現在、日本は狂犬病の発生のない国◇輸入感染事例
1970年ネパール2006年フィリピンの帰国者の2例→今回3例目
日本は
※狂犬病予防法
91日齢以上の犬の所有者は市町村に登録し
狂犬病の予防注射を受けさせるのが義務 pic.twitter.com/TJE8SpDhon— Chieko Nagayama (@RibbonChieko) June 15, 2020
ネット上の声は?
怖い。
狂犬病多発地帯に行く場合は、ワクチン接種は必要。
噛まれたら、すみやかに医療機関でワクチン接種。
ほぼ100%・・怖い。
そういう場合には、人間にワクチンを打っておくのが当たり前で、渡航する国・地域によってはワクチンを打っておいた方が良い場合もありますね。さほど副反応が強いワクチンでもないので、その方が良いですよ。
それでも現地で犬や動物に噛まれたら、すぐに医者に行き、またすぐ注射をしてもらうように言われました。
しかし当方はこんな怖い病気とまでは、知りませんでした。
自我を忘れて凶暴化した牛や羊、犬や猫、コウモリに人…想像を絶する映像でした。
今回亡くなられてしまったことは残念ですが、看護されていた病院の皆様、大変お疲れ様でした。
治療に携わった医療関係者も、「苦しんでる患者を目の前に、死にゆくのを診ていなければならない無力感」は想像できる。
発症すると致死率ほぼ100%、ってのはやっぱり怖いよ。
よく聞く病名ですが、意外と知られていないところもあるので注意が必要です。
国内で蔓延しているエキノコックスの方が確率的には怖い。早期発見しない限り治療方はなく、そこら中にエキノコックスが浸潤して苦しみながらゆっくり死ぬ。
日本でエキノコックス対策に無防備なのは大きな問題でペットに検査義務付けるなど対策をしっかりする必要がある。
日本では滅多に話題にもならない狂犬病ですが、海外ではまだ撲滅どころかいつ我が身に降りかかってもおかしくない病気のようです。